そこへ、一人の乞食がお金を恵んで欲しいと近づいてきて、客に頼んで回ってきた。
麻生太郎の近くに来た時、爺さんはどうするか見ていたら、
無表情に断ったので、爺ちゃんはちょっとがっかりしたんだって。
その当時港には、ヤクザが地回りしていた。
そのうちの一人がやってきて、乞食に対して
「こんなところに来るな!」と殴って追い払おうとした。
すると麻生太郎は
「ふざけるな!お前らにそんな権利はねえ!」と突然声を荒げて
ヤクザに喧嘩を売ったそうだ。
5、6人のヤクザが集まってきて、当然麻生太郎はフルぼっこ。
爺さんは機転を利かせて「警察だ!」と叫び、
その隙に麻生太郎を連れてその場を逃げ出したんだって。
無事逃げ出して、居酒屋に入り、爺ちゃんは麻生太郎と小一時間ほど話したんだって。
殴られて紫色になった顔をなでながら、麻生太郎は爺ちゃんにこう話したそうだ。
「彼に金を与えることはすぐできることです。
あの乞食はそれで喜ぶかもしれないし、俺も良心が痛まなくてすむ。
でも、そこで終わりなんです。
俺には大望がある。この国から、弱い者から搾取する連中を追い出し、
弱い者が泣かなくてもいい世の中。そんな世の中を作りたい。
だからこそ、俺は、目先の善を行って自己満足に陥りたくない。
俺はクリスチャンだから、施しをしないことがどれだけ罪かを知っている。
いつも心の中で『ごめんなさい』と謝りながら、
その度に
『俺がいつかこの国を良くしてやるぞ、
それができなかったら、俺は小さな善すら行えなかった悪人のまま
死ぬことになる』
そう自分を責めながら、生きてます。
でも、苦労している人々に出会うたび、
今は何もしない自分が嫌で、
心の中ではつらくてつらくてたまりません。
その怒りを、さっきは彼ら(ヤクザ)に向けてしまった自分が未熟だと感じています」
2008-09-24 (via gkojay) (via imco-peer) (via wideangle) (via kyohei28) (via itokonnyaku, konishiroku) (via carbondoubt) (via s-hsmt) (via kml) (via mnak) (via ipodstyle) 1 year ago